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Opinion

選挙や多数決は本当に民主的なプロセスと言えるのだろうか?(その2)

この記事の続編です。

前の記事で述べたように「選挙」という仕組み自体に疑問を持っていますが、現行の制度のもとで暮らしている以上、きちんと投票に行きました。選挙の結果については……。

投票所

私は、政治を誰かにやってもらうのではなく、一人ひとりの日々の暮らしの相互作用によって自己組織的に社会が形成されていくのが本来の姿ではないかと思っています。

たとえば、渡り鳥の群れはきれいなV字型の隊列を作って飛んでいきますが、隊列を組むことによって生じる気流の変化で、単独で飛ぶよりも消費エネルギーを節約できるのだそうです。この隊列は、リーダーの鳥が群れの一羽一羽に指示を出して作っているのではなく、それぞれの鳥が周りの鳥との位置を絶えず調整しながら飛んでいる相互作用の結果なのです。

ジャズの即興演奏に指揮者はいませんが、ミュージシャン同士のリアルタイムな相互作用(インタープレイ)によって、意外性に満ちたスリリングな演奏が成立しています。

このような相互作用が機能するためには次の条件が必要で、これらは、これからの政治が向かうべき方向性を示唆しているような気がします。

  • 各メンバーが、操作しうる「客体」としてではなく、自立した一個の「主体」として「場」に参加していること
  • ピラミッド型の権力構造を持った「伽藍組織」に縛られることなく、各メンバーが自由で対等な立場にあること
  • 「場」のなかで、絶えず「動的情報(*)」が交換されていること

(*)「動的情報」の概念については、金子郁容著『ボランティア』(岩波新書)に分かりやすく書かれています。要約を(→こちら)に載せています。

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