大塚まさじLIVE2019・音楽酒場すなふきんにて

大塚まさじさんのライブが3月10日に音楽酒場すなふきんで行われたので行ってきました。大塚さんは、1969年に大阪・難波元町の「喫茶ディラン」のマスターになりました。この喫茶店で、西岡恭蔵さん・中川イサトさん・友部正人さん・加川良さんなどと出会い、「ザ・ディラン」が生まれ、そして野外コンサート「春一番」が始まりました。1971年には、永井ようさんと「ザ・ディランⅡ」を結成、1976年からはソロで歌い続けています。自分は1969年にはまだ小学生で、この時代のフォークを後追いでしか聴いていない世代です。だから、ぜひ生で歌声を聴きたいと思っていた人でした。

音楽酒場すなふきん


オープニングアクトは「まちジャム」で活躍の中谷浩之さん。とても優しい歌声で、かつ声量もあります。休みの国・木村さんの「あの頃の夢」と「ホーボーズ・ララバイ」というセットリストもよかったです。

中谷浩之さん

【中谷浩之 セットリスト】

  1. あの頃の夢
  2. ホーボーズ・ララバイ

大塚まさじさん登場。人の生き様を凝縮したような深い歌詞の一つひとつが、独特の歌唱と相まって、じーんと心に響きます。そして大塚さんといえば「月」。月をテーマにした曲もたくさん歌ってくれました。
大塚まさじさん

ステージの後ろに張られた月の絵は、黒田征太郎さんの作品。毎回この絵をバックに飾るそうです。
黒田征太郎さんの作品

休憩をはさんで、第2部(8曲目)からは藤縄てつや(なにわのてつ)さんがガットギターでサポートします。2人の演奏は、まるでジャズのインタープレイのようです。即興で、セットリストも一部変更したようです。
大塚さんとなにわのてつさん

アンコールはどちらも名曲の「男らしいってわかるかい」と「プカプカ」。大いに盛り上がりました。
大塚さんとなにわのてつさん

【大塚まさじ・セットリスト】

  1. 月の祭り
  2. いのち
  3. 大地の隅で
  4. 茶色い帽子
  5. ワルツ
  6. ガムをかんで
  7. 月のしずく
  8. 風のがっこう
  9. こんな月夜に
  10. アフリカの月
  11. うた
  12. ブルースをもう一度
  13. 天王寺想い出通り
  14. 街唄
  15. (アンコール1)男らしいってわかるかい
  16. (アンコール2)プカプカ

ギターサポート:藤縄てつや(なにわのてつ)


「歌詞集 月のしずく」にサインをいただきました。家宝にします。
歌詞集 月のしずく

歌詞集 月のしずく


西岡恭蔵さんが亡くなって20年となる今年の4月6日(土)に三重県の志摩文化会館で「恭蔵とKUROの音楽祭り アフリカの月」があります。志摩市は私の実家からもそんなに遠くありません。うまく帰省の予定を立てて、行きたくなりました。
恭蔵とKUROの音楽祭り アフリカの月

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください