子供の頃に観たテレビアニメの影響

1959年生まれの私は、60〜70年代のテレビアニメを観て育ちました。その多くはヒーローが悪者を倒すというストーリーで、ヒーローは何の疑問もなく正義の味方であり、悪者は疑う余地もなく悪魔の手先だとアプリオリに決まっていました。また、テレビを観ている自分自身は、当然ながら正義の味方の側にいました。

この感覚は、大人になってもずっと自分の思考の根底に存在し続け、「必ずしもそうではない」と気づいたのは、30歳を過ぎてからだったと記憶しています。

現在も、子供向けの番組の多くは似たような勧善懲悪のストーリーだし、さらに悪いことに、マークシート方式の試験は「必ず一つの正解がある」という錯覚を子供たちに植えつけています。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください