いわさききょうこ企画 Moment vol.2@笹塚ファクトリー

私が初めていわさききょうこさんの歌声を聴いたのは、FMラジオでした。尼崎のFM局FMaiaiで6月19日(木)に放送された「あまゆーずの森の中のハミング」のなかで、リスナーからのリクエストで、いわさきさんのカバーアルバム「歌は眠らない」に収録されている「教訓1」が流れました。聴いた瞬間に「なんて綺麗な歌声だろう!」と、雷に打たれたような衝撃が体の中を走りました。

その後、いわさきさんのHPからCD3枚(「歌は眠らない」「花のように」「今、僕のすべて」)を買いましたが、本人に直接メールで申し込むと直筆の封筒に入って届くという手作り感にまたまた感動しました(→こちらと→こちら)。

となると、一刻も早くライブで生の歌声を聴きたいという気持ちが日増しに強くなっていきます。そしてやっと、8月14日に笹塚ファクトリーで行われたライブ「Moment」で、その思いが叶いました。なお、このライブは、「未来をつむぐフェスティバル UZU UZU ORUSPE」というイベントの1コーナーです。

Moment

笹塚ファクトリー

ステージ

ステージに現れたいわさきさんは、スラッとした長身で、マキシ丈のワンピースがよく似合っていました。実は、会場に着いてから鞄に入れたはずの衣装がないことに気づき、急遽笹塚の商店街で買ってきた衣装だそうです。そんなことを全然感じさえないほど、素敵に着こなしていました。

「Moment」の趣旨は「いわさききょうこから見て最高にかっこいい人、リスペクトな人一瞬を共有したい人たちをお迎えしてのライヴ!!」ということで、この日のゲストは劇団ムカシ玩具の舞香さん。というか、笹塚ファクトリーは劇団ムカシ玩具の本拠地なので、いわさきさんのほうがゲストと言えるかもしれません。一人芝居で、舞香さんはいろいろな声を使い分けましたが、どの声にも強い存在感がありました。

一方、いわさきさんは一音一音をとても丁寧に歌います。その歌声には豊かな響きがあり、特に、低い音から急に高い音になる箇所や高い音から始まる箇所の歌い方が魅力的だと思います。また、カバー曲はもちちんのこと、オリジナル曲にも古き良き時代のフォークソングのテイストを強く感じます。それは、プロデューサーであり、ステージではサポートでギターを弾いている常富喜雄さんの影響ではないかと思います。とにかく、約1時間半の間、美しい歌声に魅了されました。

<セットリスト>
(1)花は夢見る
【Ⅰ】一人芝居:舞香 音楽:いわさききょうこ
【Ⅱ】朗読:いわさききょうこ 音楽:舞香
【Ⅲ】一人芝居「よだかの星」宮沢賢治:舞香 音楽:いわさききょうこ
(2)生命の河(The Water Is Wide)
(3)老人と海
(4)僕らはひとり
(5)はじまりの詩
(6)アンダンテ
(7)Imagine(3人で)
アンコール
(8)夜明け

サポート:常富喜雄(ギター)

CD「Downtown Rhapsody」にサインをもらいました。

Downtown Rhapsodyにサインをもらう

次の、9月20日(土)大森「風にふかれて」での「どこへ行くフォークソング The Live! part.3」が楽しみです。

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