慰霊の日にあたり

本日6月23日は「慰霊の日」です。今から71年前(1945年)の今日、沖縄防衛第三十二軍司令官の牛島満中将と同参謀長の長勇中将が摩文仁の軍司令部で自決し、沖縄戦の組織的戦闘が終結したとされています。

沖縄戦においては激しい地上戦が3か月近くにわたって繰り広げられ、一般住民を含む多くの命が奪われました。戦没者数についてはさまざまな説がありますが、「平和の礎」に刻銘されているのは約24万人です。

 

出身地刻銘者数(平成28年度)
日本沖縄県149,425
日本県外都道府県77,417
小計226,842
外国米国14,009
外国英国82
外国台湾34
外国朝鮮民主主義人民共和国 82
外国大韓民国365
小計14,572
合計241,414

 


沖縄の戦跡の記事を、この「Opinion」のカテゴリーに書いてきました。繰り返しになりますが、私の基本的な考えは以下の通りです。

・人と人が殺し合ってはならない。
・人を殺すための道具を持ってはならない。
・武力に対して武力で対抗してはならない。
・「抑止力」は最も危険な「導火線」である。

世界中から紛争や戦争がなくなることを心から願っています。私がこれまでにこのブログで国や戦争について書いてきた文章へのリンクはこちらです。


【沖縄に残る戦争の傷痕】

旧海軍司令部壕に残る幕僚が手榴弾で自決した時の破片の痕。
手榴弾で自決した時の破片の痕

南風原町津嘉山の民家の塀に残る無数の着弾痕。
20151115-209

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