ドゥミタッス(豆25gから50ccを抽出)

たまたま大坊珈琲店の記事(→こちら)を読んだら、「ブレンド4」と同じ濃さのドゥミタッスが無性に飲みたくなりました。大坊珈琲店は表参道の交差点近くにあったのですが、入居しているビルの建て替えを機に、2013年12月に閉店してしまいました(当時の様子は→こちら)。この店のブレンドは濃さによって5種類あって、そのなかでいちばん濃いのが「ブレンド4」でした。ちなみに、「ブレンド1」=豆30gから100cc、「ブレンド2」=豆25gから100cc、「ブレンド3」=豆20gから100cc、「ブレンド4」=豆25gから50cc、「ブレンド5」=豆15gから150ccです。「ブレンド4」はとても濃いのに、柔らかくてトロッとした味わいの珈琲でした。そして「ブレンド4」を抽出する時の繊細なお湯の注ぎ方は、それ自体が一つの芸術でした。

ということで、「ブレンド4」と同じように、豆25gから50ccを抽出しました。一般的な珈琲の濃さは豆12gから120ccくらいなので、これはそうとう濃い珈琲です。

まず豆25gを計ります。銘柄はエチオピアモカ。
豆25g

普段はペーパーを使いますが、ここいちばんの抽出はネルで。
ネルでドリップ

慎重に点滴でお湯を落とします。右手でドリップしながら左手でシャッターを切りましたが、点滴している様子はうまく撮れませんでした。横着をせずに三脚とリモコンを使えばよかったです。
点滴で落とす

50ccを抽出完了。
50ccを抽出

大坊のカップは持っていないので、ランブルのドゥミタッスカップで。けっこう丸い味の珈琲が抽出できました。
ランブルのドゥミタッスカップに

使った抽出道具。こういうひとときが楽しいです。
抽出道具一式

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