8月2日に大岡山のGoodstock Tokyoで行われたライブ「いわさききょうこ Summer LIVE 2025 with 常富喜雄」をオンライン視聴しました。いわさきさんの歌声を聴くのは、今年1月に同じGoodstock Tokyoで行われた「いわさききょうこ with 常富喜雄 新春唄い初めライブ」以来です。その約半年間、自宅と図書館を行き来するだけの単調な毎日を送っていたので、久しぶりに聴いたいわさきさんの歌声に大いに癒されました。

いちばん心に残ったのは、いわさきさんが「自分は今とても幸せだけど、世の中にはそうでない人もいる」と話してから歌った「花は夢見る」でした。聴いている間に、ウクライナやパレスチナのガザ地区の人々のことが頭に浮かんできました。
半世紀以上前に歌人の宇佐美雪江さんが作った詩に、「キングサーモン」の井内敏之さんが曲をつけ、常富さんが編曲し、いわさきさんが2番3番の歌詞を書いたという「夕べきいたの」。まず、タイトルが実にいいですね。そして、誰かに語りかけているようなしっとりとした雰囲気がすばらしいです。
そして、私が大好きな「君が歩くずっと後ろを僕は歩いているのでしょう」も聴くことができて、とてもハッピーな夜でした。
【セットリスト】
- 明日の話をしたくなる
- 麒麟の涙
- 君が歩くずっと後ろを僕は歩いているのでしょう
- 霧の向こうへ
- へろへろかっぱ
- Go Go West!
- はじまりの詩
- アンダンテ
- 花は夢見る
- 幻夏
- 星唄
- 青空でなくてかまわない(映画「Bird Woman」より)
- 夕べきいたの
- テリーのテーマ(映画「Limelight」より)
- 松屋の歌
- 双葉運輸の歌
- 武者震い
- 空の樹
- 命紡いで
- 今、僕のすべて
- 【アンコール1】鉄腕アトム
- 【アンコール2】いつか逢う日に

ライブ後に観客からもらったというプレート。本人が持っていても……


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