5月15日は沖縄本土復帰記念日

沖縄は、戦後長らくアメリカの施政権下にありましたが、1972年5月15日に日本に返還されました(→こちら)。しかし、返還後50年近くの月日が流れたのに、米軍基地が沖縄本島の面積の14.5%を占め、日米地位協定のような不平等な条約も残っています。

さらに沖縄の歴史を遡ると、琉球国は、中国王朝と朝貢・冊封関係にあったとはいえ、約450年続いた独立国でした。それが、1872(明治5)年の「琉球処分」によって日本に強制的に併合されて「大和ぬ世」が始まりました。そして、1945年にアメリカの施政権下に置かれ「アメリカ世」となり、1972年に本土に復帰して再び「大和ぬ世」に戻りました。このように「世替わり」とは、外からの力によって沖縄の世の中が変わってしまうことを言います。これらの歴史は、沖縄県公文書館のサイトに詳しく載っています(→こちら)。

「沖縄本土復帰記念日」の今日、改めて沖縄の歴史についてもっと深く知りたいという思いを強くしました。

首里城にて

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください