ドリップの仕方は十人十色

珈琲をドリップする動画がYoutubeにたくさんアップされていますが、それぞれ個性があって、まさに十人十色です。私は常々「珈琲の世界に『これが正解』というたった一つの答えはない」と思っているので、むしろ多様な方法があるほうが好ましいと感じています。

「蒸らし」に関してかなり大雑把に分類すると、

  • ペーパードリップでは、最初に勢いよく粉全体にお湯をかけて、そのまま30秒くらい待って蒸らす方法が圧倒的に多い
  • ネルドリップでは、ポタポタと点滴でゆっくりお湯を粉に乗せていき、粉全体にお湯が行き渡るまでに30秒以上の時間をかける方法もある(このポタポタの間が実質的な蒸らし)

個人的には、「珈琲美美」の故・森光宗男さん(→こちら)が「抽出の速度が十分ゆっくりなら、敢えて蒸らしの時間を取る必要はない」という趣旨の発言をされたのが心に強く残っているので、ネルでもペーパーでも後者を実践しています。繰り返しになりますが、どれが正解ということはありません。

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