レンズ沼について

「レンズ沼」というのは、「レンジファインダーカメラ、一眼レフ、ミラーレス一眼などの交換レンズを次々に購入してしまう趣味」のことだそうです。これはとんでもない底なし沼で、このサイトを見るとその恐ろしさを垣間見ることができます。他のメーカーのレンズ（特にオールドレンズ）が付けられるようになるアダプターの存在が、レンズ沼をさらに底なしにしているような気がします。

私自身は、カメラやレンズは純粋に道具だと思っているし、特にレンズに関しては、ピントが合わない、ひどい収差があるなどの劣悪な性能でない限り、一定水準以上の性能があれば作画上はそれで十分だと考えています。「レンズの味」のようなものは妄想に過ぎず、ましてや設計の古いオールドレンズなんて性能が悪いだけです。だからレンズ沼にはまることはなく、むしろ不要なレンズは処分してしまいました。現在持っているのは、標準系ズーム（24mm〜70mm）・望遠系ズーム（70mm〜200mm）・単焦点マクロ45mm・F2 Photomicにしか付かない非Aiの単焦点広角24mmの4本だけです。