薬の用法・用量の「○○として○mg」という表現について

薬のことをネットで調べていると、用法・用量の欄に「○○として○mg」といった表現がよく出てきます。たとえば、高血圧の薬の「オルメテック」の場合、 「成人はオルメサルタン メドキソミルとして10~20mgを1日1回経口服用する」と書いてあります。この「として」という表現が、日本語としてなんか違和感があるなあ…と長年思っていました。

最近ようやく、「として」の前に書かれているのは「オルメサルタン メドキソミル」といった具合に一般名であることに気づいて、「として」の意味がなんとなく分かってきました。ジェネリック医薬品が登場してから、たくさんのメーカーが同じ薬をいろいろな商品名で発売していますが、これとは別に薬には主成分の一般名があります。だから、「として」の意味は、「いろいろな商品名があるけれど、一般名(=主成分)の○○だと読み替えて……」ということなんだろうと思います。

なお、私はこの分野は素人で、憶測でこれを書いているので、もしかすると間違っているかもしれません。間違っていたらご指摘ください。

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