ムカッ!ときたポスター

郵便局の店頭でこのポスターを見て、けっこうムカッ!ときました。
「手紙に託すみんなの思い、ルールを守って届けよう。」
これは「みんなの思い」ではなく、信書の配達を独占したいという「郵便局の思い」ではないのでしょうか?
現在の法律では、信書に該当する文書は、郵便事業株式会社と信書便事業者だけが配達できると定められています。ただし、法律が「あまねく公平な提供」を求めていることなどが障壁になって、民間事業者が許可を得て信書便事業者に参入するのはかなり難しいようです(現在、一般信書便事業者はゼロ、特定信書便事業者は346)。その一方で、郵便局では過失や故意による郵便事故が多発しているので、個人的には、信書に該当するような重要な文書の配達は郵便局に任せるよりも、ヤマト運輸などの民間事業者に任せるほうがずっと安心だと感じています。現行の郵便法や信書便法は、郵便局の既得権益を守るために、そういう国民のニーズを踏みにじっている悪法だと思います。
私に言わせれば、現在の郵便局のように事故が多発している事業者こそ、その改善策が効果をあげるまで信書の配達を禁止すべきです。

“ムカッ!ときたポスター” への2件の返信

  1. あっきーなのかわいさに
    だまされますね~。
    すりこみですね。

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