ガンの早期発見・早期治療

 「うつ病」とは直接関係ありませんが、私の経験から、ガン治療においていかに早期発見・早期治療が重要であるかを書いてみようと思います。

直腸ポリープ発見

2001年の6月頃、便に血液が混じるのを発見しました。痔ならば痛いはずですが、痛くはありません。それでもたぶん痔だろうと思って最初に肛門科を受診しました。そうしたら、肛門のすぐ上の直腸に1.5センチ大のポリープが見つかりました。ガンの可能性があります。すぐに大腸ガンの治療で定評のある大学病院の外科への紹介状を書いてもらいました。
 この時点で気が動転していて、もう自分はガンで治らないのでないかという不安でいっぱいになりました。それから体重が激減していることにも気づきました。

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入院から手術

 医大病院ではすぐに内視鏡でポリープの一部を切り取って、細胞検査をしました。同時に入院の予約手続きをしました。検査結果が出るまでの約2週間の間、ほんとうに辛い日々が続きました。頭に浮かぶのは最悪のシナリオばかりでした。
 細胞検査の結果を聞く日がきました。結果は良性の腺種でした。思わず胸をなでおろしたのを今でも覚えています。入院してから最初の数日は検査の連続でしたが、それほど辛いことはありませんでした。そして、肛門を広げてそこからメスを入れる経肛門的手術てポリープを切除しました。簡単な手術で1時間くらいで終わりました。手術をしたその晩は、ちょっと辛かったです。麻酔が切れてズキズキと痛みが走ったことと、局部麻酔の影響で尿がぜんぜん出ないことが私を苦しめました。結局、痛み止めの注射を打ってもらい、尿道から膀胱に管を入れて尿を出してもらいました。でも、翌日の朝からは、もう病院内を普通に歩き回って、元気に過ごすことができました。

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「おめでとうございます」というガン告知

 内視鏡で取った一部の細胞検査の結果は良性の腺種でしたが、実際に手術で切除したポリープ全体に対する細胞検査が入院中に行われていました。もし、大きなガン細胞が見つかれば、再手術の可能性もあると言われていました。そして手術から一週間目の夜に担当医から「おめでとうございます。退院してください。ガンがありましたが、粘膜内に収まっていたので、転移の可能性はまずないと思われます」と告げられました。「おめでとうございます」で始まるガン告知というのがあるのだなあと思いました。

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その後

 その後しばらくは2~3ヵ月に一度通院して、腫瘍マーカーの検査やエコー検査などを受けていましたが、「もう転移の心配もないようだから、一年に一度の内視鏡検査で十分でしょう」と言われました。現在は、一年に一度内視鏡検査を受けているだけです。ガンは早期発見がいかに大事かを痛感した出来事でした。毎年人間ドックを受て、便潜血反応を調べるとともに、少しでも下血を見つけたらすぐに病院に行くことが大切です。

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