トルゥーガマ

座間味島の阿佐集落から島の北側へと続く小道を行くとユヒナの浜に出ます。浜の右手の断崖の中ほどにトルゥーガマがあり、沖縄戦の時に、このガマに150人ほどが避難していました。ここでも集団自決が行われそうになったそうですが、決行されず、4月17日に投降して全員が助かりました。どのガマに避難するかが、まさに生死の分かれ目になったのです。

トルゥーガマ

潮が引くと浜から岩場を歩いてガマに行くことができますが、私が行った時は満潮に近い時間だったので行けませんでした。
トルゥーガマへの道


下の表は1950年に沖縄県援護課が発表した沖縄戦の死亡者数です。

分類死亡者数
県外出身日本兵戦死者6万5908人
沖縄県出身軍人・軍属2万8228人
戦闘に参加・協力して死亡した住民5万5246人
一般住民
3万8754人(推定)
合計18万8136人
沖縄戦における住民犠牲については(→こちら

このような悲惨な歴史を繰り返してはならないです!

私の基本的な考えは以下の通りです。

・人と人が殺し合ってはならない。
・人を殺すための道具を持ってはならない。
・武力に対して武力で対抗してはならない。
・「抑止力」は最も危険な「導火線」である。

世界中から紛争や戦争がなくなることを心から願っています。私がこれまでにこのブログで国や戦争について書いてきた文章へのリンクはこちらです。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください