8Kディスプレイで写真を展示したい(その4)

この記事この記事この記事の続編です。

来年5月28日〜6月2日の写真部OB会有志展では、写真を印画紙に焼くのではなく、ディスプレイで展示しようと考えていますが、D850で撮った写真(8256×5504ピクセル)を等倍に近い解像度で表示できる8Kディスプレイ(7680×4320ピクセル)は、まだまだ機種が少なく、手の届くような価格ではありません。たとえば、31.5型のDELL UltraSharp UP3218Kは40万円以上します。サイズ的にも、31.5型は作業をするにはいいですが、広い会場で写真を展示するためにはちょっと小さいような気がします。また、シャープのAQUOS AX1など、8Kテレビもちらほら出てきていますが、PC用ディスプレイとは違ってキャリブレーションができないので、正確な色調の表示は難しいように感じています。

UltraSharp UP3218K

一方、4Kディスプレイは巷にかなり増えてきて、50型以上の大きなサイズも10万円台で買えるようになってきています。たとえば、55型のI-O DATA LCD-M4K552XDBは、実売価格11〜13万円くらいです。8Kじゃなくて、4Kでいいじゃないか?、むしろサイズが大きいほうが迫力があっていいんじゃないか?という考え方もできます。できれば、実際に自分の写真を4Kと8Kのディスプレイで見比べてみることができないかと思っています。

LCD-M4K552XDB

ということで、現在考えられる選択肢は、次の3つかなあと思っています。

  1. 8Kディスプレイは時期尚早なので、とりあえず4Kディスプレイを買って、来年の写真展はそれで展示する
  2. 4K(あるいは8K)ディスプレイを写真展の期間中だけレンタルする(そういうことが可能ならば)
  3. 50型以上の8Kディスプレイが手の届く価格になるまでは、今まで通り印画紙に焼いて出展する
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