東海道新幹線の脱線・逸脱防止対策について

帰省などで東海道新幹線を利用する機会は多いですが、「もし、新幹線に乗っている時に大地震が起きたら……」と昔から心配していました。最高時速285キロで走っている時に、地震の大きな揺れで脱線し、軌道を逸脱して沿線の住宅などに突っ込んだら、想像を絶する大惨事になります。

JR東海では、「脱線防止ガード」「逸脱防止ストッパ」の設置といった具体的な対策を相当真剣に進めてきているようです(→こちら)。N700A車両のブレーキ性能を強化して、停止するまでの制動距離を10〜20%短くしたのも、脱線防止対策の一環です。説明文の表現はどれも「極力防止」で絶対ではありませんが、極限的な状況でその効果は大きいと思います。

脱線・逸脱防止対策

走行中の車窓から見た脱線防止ガード。

まだ脱線防止ガードがない区間。

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