衆議院の解散・総選挙について(その3)

その1)(その2)の続編です。

(その2)では『「自民党」「公明党」「希望の党」の議席数をできるだけ少なくするにはどうしたらいいかという観点で投票したい』と書きました。それでは具体的にどういう投票をすればいいのかと考えたとき、「小選挙区選挙」のほうは単純明解だけど、「比例代表選挙」のほうはそもそも仕組み自体がよくわかっていないことに気づいたので、きちんと調べてみました。

まず、衆議院の定数は465名で、そのうち「小選挙区選挙」の定数は289名、「比例代表選挙」の定数は176名です。

「比例代表選挙」では、「ドント式」と呼ばれる方法によって各党の得票数に応じて議席数を配分します。また、名簿上の当選順位が政党によってあらかじめ定められている「拘束名簿式」です。「小選挙区選挙」と「比例代表選挙」の両方に重複立候補することができ、「小選挙区選挙」で当選した場合は「比例代表選挙」の名簿からは外れます。また、重複立候補の場合は複数の人を名簿の同じ順位に届け出ることができ、その場合は「小選挙区選挙」での惜敗率で順位が決まります。この2つの仕組みを分かりやすく解説しているページは(→こちら)です。

衆議院の「比例代表選挙」でもう一つ分かりにくいのは、選挙区(ブロック)があるということです。全国1つの選挙区(ブロック)だと思っている人も多いかもしれませんが、11のブロックに分かれていて、それぞれブロックごとに定数があります(→こちら)。各党のブロックごとの立候補者名簿は下のリンクの通りです。

北海道ブロック

東北ブロック

北関東ブロック

東京ブロック

南関東ブロック

北陸信越ブロック

東海ブロック

近畿ブロック

中国ブロック

四国ブロック

九州ブロック

 

【追記】
これもわかりやすいです(→こちら)。

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