「ややや！やな祭り 2017」・品川インターシティホール

恒例の「ややや！やな祭り 2017」が品川インターシティホールで行われました。このライブは、昨年10月末から産休に入っていた東里梨生さんの復帰ライブでもありました。

贈られた花。

また、ロビーには、東里さんがインストラクターの資格を取得した「ベビードリームアート協会」の特設コーナーも設置され、「ややや！やな祭り 2017」にちなんだアートの上に寝転がって写真を撮ることができました。

ライブはHAIOKAさんが制作したSE（sound effect）で始まりました。これまでのSEは石垣さんの声だけが使われていましたが、今回から東里さんの声も加わり、2人の声がループする神秘的な雰囲気のなかで、2人がステージに現れました。

1曲目「変わらぬ「青」」〜４曲目「いちごいちえ」までは、東里さんがメインボーカルの曲でした。おそらくこれは、東里さんの復帰を強く印象付けるための優しい配慮ではないかと感じました。ツイキャスを除くと、ほんとに久しぶりに聴く2人のハーモニーで、やっぱりこれが「やなわらばー」の音楽だと思いました。曲の途中に2人で目を合わせる仕草も今まで通りです。5曲目「さくら色」〜7曲目「赤い人魚」までの3曲は、石垣さんが作った新曲です。全部で15曲作ったそうですが、そのなかから迷いに迷って3曲を選んだそうです。石垣さん曰く、「さくら色」は『太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」のような世界観を表現した曲』だそうです。この曲では、東里さんは何年に一度しか弾かないというエレキギター（フェンダー・ストラトキャスター）に持ち替え、間奏ではギターソロも披露しました。「君が背負っているもの」は、「ゆくい」や「何もしなくていいよ」にもつながる癒しの曲。「赤い人魚」は、石垣さんのおばあさんが亡くなった時の思いを綴った曲です。8曲目「傘の歌」〜10曲目「ありの歌」では、2人はステージから観客席に降りて、観客と一緒に楽しく歌いました。

「やな祭り」は毎年2人の「捨て身」のコントで大いに盛り上がりますが、今年は、懐かしいドラマ「北の国から」「金八先生」「家なき子」「東京ラブストーリー」の名場面を2人が演じました。特に、東里さんのまさに「捨て身」の演技が光っていました。「東京ラブストーリー」のロケは、通行人が行き交うなかで行われたので、とても恥ずかしかったそうです。

今回は
オラがブログってやつを書くからよ、、

嘘です。
普通に私が書きます。
写真てんこ盛りで書きますね^ ^

りお pic.twitter.com/GDeJn6ZPrV

— やなわらばー (@_yanawaraba_) August 6, 2017

後半は、「心音」から始まりました。サビの部分の2人のハーモニーが力強くて美しいです。そして、12曲目と13曲目は、事前告知があったように2人がそれぞれソロで歌いました。東里さんの「Day by Day」は、昨年12月に生まれた「金ちゃん（ニックネーム）」が日々成長していくことに対する曲ですが、同時に、ソロで頑張っている石垣さんが、新しい試みにもチャレンジしてどんどん成長していることへの思いも込められているとのことです。石垣さんのソロは、ソロ活動中に大絶賛を受けた「アヴェマリア」。石垣さんの高い歌唱力が遺憾なく発揮されていました。14曲目の「聞いてほしいこと」から18曲目の「拝啓◯◯さん」は王道のオリジナル曲が続き、2人のデュエットがまた帰ってきたことを強く印象づけました。アンコールの１曲目は、やなわらばーの原点である「青い宝」をサポートなしの2人だけでしっとりと歌いました。そしてラストは、みんなが参加できる新曲「君が笑えば」で締めくくりました。

【セットリスト】
＜SE＞
１）変わらぬ「青」
２）アカユラ
３）旅の途中
４）いちごいちえ
５）さくら色（新曲）
６）君が背負っているもの（新曲）
７）赤い人魚（新曲）
８）傘の歌（新曲）
９）上を向いて歩こう（カバー）
10）ありの歌

＜ドラマ名場面集＞

11）心音
12）Day by Day（新曲）
13）アヴェマリア（カバー）
14）聞いてほしいこと
15）空をこえて海をこえて
16）ゆくい
17）サクラ
18）「拝啓◯◯さん」
アンコール１）青い宝
アンコール２）君が笑えば（新曲）

【サポート】
斉藤哲也（キーボード）
伊藤直樹（ドラム＆パーカッション）
鹿島達也（ベース）

ライブ終了後に、品川駅の近くの居酒屋でやなファミさん28名でゆんたく。最後は円陣を組んで、今後のやなわらばーの活躍を祈念しました。